米アマゾン・ドット・コム(NASDAQ: AMZN、本社:米国ワシントン州シアトル、最高経営責任者〔CEO〕:ジェフ・ベゾス、 www.amazon.com)は7月22日(米国時間)、2004年第2四半期(2004年4月-6月期)の決算報告を発表しました。
過去12ヶ月間における営業キャッシュフローは、前年同期の2億8,500万ドルに対し、4億1,000万ドルとなりました。また同期間におけるフリーキャッシュフローは、前年同期の2億4,500万ドルから45%増加し、3億5,400万ドルに達しています。外部発行済み普通株式数および株式ベースの従業員報酬に伴う株式数を加えた総数は、2004年6月30日現在で4億3,400万株、これに対し前年同期は4億3,300万株となっています。
第2四半期の純売上高は、前年同期の11億ドルに対して、26%増の13億9,000万ドルとなりました。また、前年同期と比較して、第2四半期は4,700万ドルの為替による好影響があり、その為替差を除いた純売上高は、前年同期より22%増えています。
今期の営業利益は前年同期の4,200万ドルの利益に対して、8,600万ドルでした。また各部門の営業利益総額は1億100万ドルに達し、前年同期の6,700万ドルから50%増加しています。400万ドルの為替差の影響を除いた、各部門の営業利益総額は、前年同期を44%上回っています。
第2四半期の純利益は、前年同期実績が4,300万ドルの損失(1株当たり0.11ドルの赤字)に対して7,600万ドルの利益(希薄化後の1株当たり0.18ドルの黒字)となりました。また、第2四半期における見積ベースの純利益は、前年同期が4,200万ドル(希薄化後の1株当たり0.10ドル)であったのに対し、今四半期は77%増加し7,500万ドル(希薄化後の1株当たり0.18ドル)を記録しました。
アマゾン・ドット・コムの創業者兼最高経営責任者のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)は以下のように述べています。「日々の配送料無料サービスの世界での利用が、今四半期、新たに高い記録を達成しました。配送料無料サービスに要する費用は当社にとって高額ではありますが、お客様は四半期毎に多額の費用を節約できます。このサービスを継続する方針に変わりはありません。」
Amazon.comでは、25ドル以上の注文で配送料が無料になるサービス“Free Super Saver Shipping”を引き続き提供しているほか、英国、ドイツ、フランス、日本、およびカナダ向けのウェブサイトにおいても同様の配送料無料サービスを展開しています。その他、Amazon.comでは、15ドル以上の書籍を30%オフで提供するとともに、エレクトロニクス製品や宝飾品、スポーツおよびアウトドア用品やツール(工具)に至るまで、商品全般にわたって日々低価格化を実施しています。
なお詳細は、ウェブサイト(www.amazon.com/ir)をご参照願います。
2004年第2四半期の営業ハイライト(全ての比較は2003年第2四半期比)
- 米国とカナダ向けのウェブサイトを含む北米部門の売上高は、13%増の7億9,200万ドルを記録し、また同部門の営業利益は、前年同期比21%増の6,600万ドルを達成しました。
- 英国、ドイツ、フランス、および日本向けのウェブサイトに代表されるインターナショナル部門における売上は、前年同期比50%増の5億9,500 万ドルに達しました。また為替差益を除いても、部門の純売上高は前年同期実績を38%上回っています。インターナショナル部門の営業利益は、前年同期の 1,300万ドルに対して、3,500万ドルとなっています。
- 過去12ヶ月間におけるインターナショナル部門の売上高は25億1,000万ドルで、世界全体の純売上高の42%を占めています。
- 過去12ヶ月間におけるエレクトロニクス製品及びその他雑貨の売上は13億6,000万ドルで、その比率は純売上高全体の23%に達しています。
- 品揃えとアベイラビリティを拡充したのに伴い、過去12ヶ月間における在庫回転率は、1年前の20から18に低下しています。
- 第2四半期は米国向けのウェブサイト上で2ストアを開設し、2万を超えるビューティー関連商品と、3万以上の楽器関連商品の取り扱いを開始しました。
ビジネスの予測
2004年7月22日現在におけるアマゾン・ドット・コムの将来に関する予測は以下の通りです。為替レートの変動、世界経済や個人消費動向の変化、世界的な事件、インターネットやオンライン小売業界における急激な変動や成長速度など、以下に記すさまざまなリスク要因により実際の結果が以下の予測と著しく異なる可能性があります。
2004年第3四半期予測
- 第3四半期における純売上高は、対前年同期比26%~34%増の14億2,500万ドルから15億2,500万ドルの見込み。
- 各部門の連結営業利益は前年同期比9%~36%増の8,000万ドルから1億ドルの見込み。
- 営業利益は5,000万ドルから7,000万ドルとしていていますが、その際リストラクチャリング関連費用は修正計上せず、また2004年9月30日時点の普通株の株価は、2004年6月30日の終値である54.40ドルと同じであると仮定して営業利益を見込んでいます。
2004年予測
- 純売上高は66億2,500万ドルから69億2,500万ドルの見込み。
- 各部門の連結営業利益は4億7,500万ドルから5億3,500万ドルの見込み。
- 営業利益は4億ドルから4億6,000万ドルとしていますが、この場合もリストラクチャリング関連費用は修正計上せず、また2004年12月31日時点の普通株の株価は2004年6月30日の終値である54.40ドルと同じであると仮定して営業利益を見込んでいます。
2004年7月22日(木)、米国西部時間午後2:00/東部時間午後5:00にWebcastを利用した電話会議が行われました。この電話会議の内容は2004年9月30日までwww.amazon.com/irに掲載されています。なおこの会議では財務状況や業績に関する今後の見通しに関する見解やその他の主要な情報も取り上げています。
将来に関する予測は本来困難です。実際の業績は上記の要因に加え、アマゾン・ドット・コムが新ビジネスに投資する金額とタイミング、カスタマーに販売する製品ミックス、純売上に占める製品とサービスの比率、競争、成長分野への対処、業績変動の可能性、調達センターの最適化、在庫管理リスク、季節的要因、当社が締結、継続、発展させる取引契約や戦略的提携の内容、海外における成長や事業規模の拡大、および調達能力と生産性など様々な理由からこれらの記述と異なる可能性があります。その他のリスクおよび不確定要因には、予想外の損失の発生、巨額の債務、システム中断、消費者性向、限られた運営履歴、政府規則と課税、不正行為と新規事業などが含まれます。その他アマゾン・ドット・コムの業績に影響する可能性のある事項については、2003年12月31日期末のForm 10-Kのアニュアルレポートを含めたそれ以降の提出書類など、同社が米国証券取引委員会(SEC)に提出している文書にも記述されています。
財務内容について
以下の記述は、SECの定義に基づくものであり、米国一般会計原則(GAAP)に則って作成したものではありませんので、ご了承ください。
フリーキャッシュフロー
営業キャッシュフローとは営業活動で得られた(あるいは使用された)金額に支払い利息を加え、行使株式ベースの従業員報酬を除外したネットキャッシュのことです。フリーキャッシュフローは、営業キャッシュフローから、固定資産の金額(固定資産の購入には社内で使用するソフトウェアやウェブサイトの開発費用も含まれます)を差し引いたものを指します。なお表中、営業キャッシュフローの数字がGAAP基準の数字と比較して異なっていることがありますが、その場合でもウェブサイト(www.amazon.com/ir)上の「財務情報および事業活動に関する補足資料」で調整して一致させています。
各部門の連結営業利益
これは各事業部門の営業利益の総額であり、事業報告書に記載されている以下の項目を除外しています。
- 株式ベースの報酬コスト
- その他の営業費用(および収入)
GAAP基準の数字と比較して、表中の営業利益の数字に差異が生じることもありますが、これも別添の財務諸表の「見積ベース事業報告書」で調整し一致させております。
見積ベースの純利益
こ見積ベースの純利益は事業報告書に記載されている以下の項目を除外したものです。
- 株式ベースの報酬コスト
- その他の営業費用(および収入)
- その他の再評価
なおこの場合も、表中当期利益(損失)の数字がGAAP基準の数字と比較して異なっていることがありますが、ウェブサイト(www.amazon.com/ir)上の「見積ベース事業報告書」で調整し一致させています。また、これ以外にGAAPの会計基準と異なっている項目につきましては、本報告書とあわせて公表しているForm 8-K(臨時報告書)の表99.2をご参照願います。
アマゾン・ドット・コムについて
アマゾン・ドット・コムは 米国ワシントン州シアトルを本拠地とするFortune 500企業です。1995年7月にWWW上でサービスを開始し、地球上で最も豊富な商品セレクションを提供して今日に至っています。顧客がオンラインで買いたいと思うあらゆるものを検索、発見でき、可能な限りの低価格で商品を提供する、世界で最も顧客重視の企業であることを目指しています。アマゾン・ドット・コムとその他売り手は、ヘルスケアおよびパーソナル用品、宝飾品、時計、食料品、スポーツおよびアウトドア用品、アパレル、アクセサリー、書籍、音楽、DVD、エレクトロニクス製品、事務用品、幼児および子供向け用品、家庭用品、園芸用品など数百万点にも及ぶユニークな新製品、再製品および中古製品を取り揃えています。
アマゾン・ドット・コムは www.amazon.com、www.amazon.co.uk、www.amazon.de、www.amazon.fr、www.amazon.co.jp、そしてwww.amazon.caの6つのウェブサイトを運営しています。