米アマゾン・ドット・コム(NASDAQ: AMZN、本社:米国ワシントン州シアトル、最高経営責任者〔CEO〕:ジェフ・ベゾス、www.amazon.com)は4月25日(米国時間)、2006年第1四半期(2006年1月-3月期)の決算報告を発表しました。

過去1年間の営業キャッシュフローは、前年同期の5億2,300万ドルから38%増加し、7億2,400万ドルとなりました。また同期間におけるフリーキャッシュフローは、前年同期の4億1,700万ドルから20%増加し、5億100万ドルに達しています。営業およびフリーキャッシュフローには 2005年第3四半期に和解した特許訴訟に関連する一時払い金4,000万ドルが含まれています。外部発行済み普通株式数および株式ベースの従業員報酬に伴う株式数を加えた総数は、2006年3月31日現在で4億3,800万株、これに対し前年同期は4億3,400万株となっています。

第1四半期の純売上高は、前年同期の19億ドルに対して、20%増加し22億8,000万ドルとなりました。また、前年同期と比較して、第1四半期は9,400万ドルの為替による悪影響があり、その為替差を除いた純売上高は、前年同期より25%増えています。

第1四半期の営業利益は前年同期の1億800万ドルの利益に対して2%減少し、1億600万ドルとなりました。800万ドルの為替差の影響を除いた営業利益総額は、前年同期を6%上回っています。

第1四半期の純利益は、前年同期実績の7,800万ドルの利益(希薄化後の1株当たり0.18ドルの黒字)に対して5,100万ドルの利益(希薄化後の1株当たり0.12ドルの黒字)となりました。また、米国財務会計基準書(SFAS)改定123号の繰り上げ採用に伴う会計手法変更の累積効果により、当期純利益は2,600万ドル(希薄化後の1株当たり0.06ドルの黒字)上積みされています。

アマゾン・ドット・コムの創業者兼CEO、ジェフ・ベゾスは以下のように述べています。「Amazon Prime(アマゾン・プライム)の加入件数が四半期ごとに着実に伸びていることを嬉しく思います。昨年11月から12月にかけて加入件数が倍増しており、今年のホリデーシーズンも大幅な伸びを期待しています。」

Amazon Prime(アマゾン・プライム)は、アマゾン・ドット・コム創業以来、初めての会員プログラムで、2005年2月に導入されました。年間一律79ドルの年会費を支払えば、アマゾン・ドット・コムで販売する100万点を超える商品を、購入金額に関係なく、また、配送料無料サービス適用の最低購入額を気にすることなく、2日間で商品を配送料無料でお届けするサービスを受けることができます。さらに、商品1点当たり3.99ドルを支払えば、米国東部時間午後6 時30分までに注文が完了した場合、翌日には商品を手にすることができます。このプログラムは、最大家族4人まで利用することも可能です。Amazon Prime(アマゾン・プライム)のお申し込みについてはウェブサイトwww.amazon.com/primeをご覧ください。

2006年第1四半期の営業ハイライト

  • 米国とカナダ向けのウェブサイトを含む北米部門の売上高は、前年同期比21%増の12億5,000万ドルを記録しました。
  • 英国、ドイツ、日本、フランスおよび中国向けのウェブサイトに代表されるインターナショナル部門の売上は、前年同期比18%増の10億3,000万ドルに達しました。為替差損を除いても、部門の純売上高は29%増加しました。
  • 過去12ヶ月間におけるエレクトロニクス製品およびその他雑貨部門のワールドワイドにおける売上比率は、前年同期の25%から28%に上昇しました。
  • アマゾン・エンタープライズ・ソリューションズのプログラムなど、その他の収益は前年同期比31%増の6,200万ドルに達しました。同社はまた、タイメックスや高級品を扱う総合グループ、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンの子会社、ベネフィット・コスメティックスと新しい企業ソリューション契約を結び、timex.com、benefitcosmetics.com、benefitcosmetics.co.ukに合わせたソリューションを提供することを発表しています。
  • Amazon Webサービスが、ソフトウェア開発者向けのシンプルなストレージ・サービス、アマゾンS3を導入。S3はスケーラビリティや信頼性が高く、待ち時間の短いデータストレージ用のアプリケーション・プログラミング・インターフェースを極めて低いコストで提供します。Amazon Webサービスを採用する開発者は引き続き増えており、これまで16万人以上が登録しています。これは、前年比60%を超える伸びとなっています。
  • アマゾン・ドット・コムは米国、英国、ドイツ、フランスのウェブサイト向けに新機能、“クリック・トゥ・コール”を導入しました。これはお客様をすばやくカスタマーサービス担当者につなぐ機能で、連絡を受けた際、担当者の手元には顧客情報が届いているため、お客様の時間を節約し、満足度を高めます。
  • 同社は、マーク・ジェイコブス、ジューシー・クチュール、トゥルー・レリジョンなど、75を超えるトップデザイナー・ブランドを取り揃え、流行に敏感な女性向けにアパレルやシューズ、アクセサリーを販売しているShopbop.comを買収しました。


ビジネスの予測

2006年4月25日現在におけるアマゾン・ドット・コムの将来に関する予測は以下の通りです。為替レートの変動、世界経済や個人消費動向の変化、世界的な事件、インターネットやオンライン小売業界における成長速度の変動など、以下に記すさまざまなリスク要因により実際の結果が以下の予測と著しく異なる可能性があります。

2006年第2四半期予測

  • 第2四半期における純売上高は、対前年同期比16%~24%増の20億3,000万ドルから21億8,000万ドルの見込み。
  • 営業利益は3,200万ドルから6,700万ドル(前年同期比69%減ないし36%減)の見込み。この予測には株式ベースの報酬費用や無形固定資産償却費として3,800万ドルが計上されています。その他、無形資産の追加は計上されていませんし、株式ベースの報酬費用に伴う業績予想の修正をこれ以上行う予定はありません。

2006年予測

  • 純売上高は、前年同期比17%~24%増の99億5,000万ドルから105億ドルの見込み。
  • 営業利益は3億9,000万ドルから5億2,000万ドル(前年同期比10%減ないし20%増)の見込み。この予測には株式ベースの報酬費用や無形固定資産償却費として1億2,500万ドルが計上されています。その他、無形資産の追加は計上されていませんし、株式ベースの報酬費用およびリストラに伴う業績予想の修正をこれ以上行う予定はありません。


アマゾン・ドット・コムは、トイザラス・ドット・コムとの契約解除を認めた先頃の判決を不服として控訴し、控訴審の判決が出るまでの間、契約解除を保留するよう求めています。当社は、トイザラスの申し立てには根拠がなく当社が勝訴するものと信じておりますが、この訴訟の結果や契約解除がもたらしうる影響は、上記の予測には反映されていません。当社が敗訴した場合に被る損失は年間5,000万ドルに及び、第2四半期の損失も2,500万ドルに及ぶものと見られています。

2006年4月25日(火)、米国西部時間午後2:00/東部時間午後5:00にWebcastを利用した電話会議が行われました。この電話会議の内容は、少なくとも3ヶ月間、www.amazon.com/irに掲載されます。なおこの会議では財務状況や業績に関する今後の見通しに対する見解やその他の主要な情報も取り上げています。

将来に関する予測は本来困難です。実際の業績は上記の要因に加え、アマゾン・ドット・コムが新ビジネスに投資する金額とタイミング、カスタマーに販売する製品ミックス、純売上に占める製品とサービスの比率、競争、売上増達成の成否、業績変動の可能性、海外における成長や事業規模の拡大、法的手続きや訴訟の調達センターの最適化、在庫管理リスク、季節的要因、当社が締結、継続、発展させる取引契約や企業買収戦略的提携の内容、および調達能力と生産性など様々な理由からこれらの記述と異なる可能性があります。その他のリスクおよび不確定要因には、将来の損失の発生、巨額の債務、システム中断、消費者性向、限られた運営履歴、政府規則と課税、不正行為と新規事業などが含まれます。その他アマゾン・ドット・コムの業績に影響する可能性のある事項については、2005年12月31日期末のForm 10-Kのアニュアルレポートを含めたそれ以降の提出書類など、同社が米国証券取引委員会(SEC)に提出している文書にも記述されています。

アマゾン・ドット・コムについて

アマゾン・ドット・コムは 米国ワシントン州シアトルを本拠地とするFortune 500企業です。1995年7月にWWW上でサービスを開始し、地球上で最も豊富な商品セレクションを提供して今日に至っています。お客様がオンラインで買いたいと思うあらゆるものを検索、発見でき、可能な限りの低価格で商品を提供する、世界で最も顧客重視の企業であることを目指しています。アマゾン・ドット・コムとその他売り手は、ヘルスケアおよびパーソナル用品、宝飾品、時計、食料品、スポーツおよびアウトドア用品、アパレル、アクセサリー、書籍、音楽、DVD、エレクトロニクス製品、事務用品、幼児および子供向け用品、家庭用品、園芸用品など何百万点にも及ぶユニークな新製品、再生品および中古製品を取り揃えています。

アマゾン・ドット・コムとその関連会社は www.amazon.com、www.amazon.co.uk、www.amazon.de、www.amazon.co.jp、 www.amazon.fr、www.amazon.ca、そしてwww.joyo.comの7つのウェブサイトを運営しています。