総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下、Amazon)は、2017年7月25日(火)に、Amazon Roboticsの研究先進 開発責任者であり、Amazon Robotics Challengeのコンテスト責任者であるジョーイ・ダラム(Joey Durham)を招いた 講演会を、岐阜県立多治見北高校(以下、多治見北高校)にて実施いたしました。多治見北高校とAmazonはこれまでも何度も連携してきましたが、Amazon Roboticsの研究者が、日本の高校生向けに講演を行うのは初めてのことです。

ジョーイ・ダラムは、アメリカのマサチューセッツ州にオフィスを持つAmazon Roboticsの研究開発責任者です。また、名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)にて7月27日(木)から開催されるロボットコンテスト「Amazon Robotics Challenge」(以下、Robotics Challenge)の審査員及びコンテスト責任者として、世界中から選ばれた16の大学や研究室の最新のロボットハードウェア/ソフトウェアを評価するために来日しました。

今回の講演会は、会場から最も近いAmazon多治見フルフィルメントセンターとこれまで地域貢献活動で実績のある 多治見北高校で実施しました。Robotics Challengeの開催に合わせ来日したジョーイが学校を訪問し、物理の授業に参加したのちに、体育館で生徒に向けて講演しました。
多治見北高校の約800名の全校生徒や教員をはじめ、古川多治見市長などが参加する中、ジョーイは、生徒に向けて「高校時代に関心を抱いてほしいこと」をテーマに講演を行い、どのようにしたら世界の最新技術の研究の最前線に関われるのか、また高校時代に情熱を注ぐべきことなどのメッセージを送りました。

Robotics Challengeには多治見北高校の生徒も招待しており、また、多治見北高校を今年卒業した現役大学生達で結成された「NEXT FUTURE」というボランティアチームが、生徒たちの案内役を含めたRobotics ChallengeのPRを サポートします。

ジョーイ・ダラムは、講演会を行って次のようにコメントしました。
「日本の高校生に向けて、私の経験を基にした講演ができたのは大変貴重な機会だった。生徒たちは熱心に私の話を聞き、英語で積極的に質問をしていたのがとても印象的だった。多治見北高校から、未来のロボット開発者が誕生して もらえたら嬉しい。」

また、当日参加した生徒からは「英語でジョーイさんに質問する体験が出来て、高校時代に学ぶことを、実際の社会に 役立ててゆくことにつなげて欲しいという話が、とても良い刺激になりました。」などの感想を聞くことができました。

さらに、これまでAmazonとの活動を積極的に推進してきた多治見市の古川市長からは「Amazonと多治見市との これまでの連携の実績によって、今回の講演会が実現したことを嬉しく思う。」とのコメントを聞くことができました。

今後もAmazonは、お客様により質の高いサービスを提供することを目指し、地域とのコミュニティ活動の推進と社員が働きやすい環境づくりに取り組んでまいります。