(発表抄訳)
SAP AG (NYSE: SAP)とアマゾン ウェブ サービス (NASDAQ: AMZN)は本日、SAP® Rapid Deployment ソリューション、SAP® BusinessObjects™ ソリューションを始めとする各種SAP® ソリューションが、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上でオンデマンドでの利用が可能になると発表しました。SAPはAWSリソースに対して十分な検証と評価を行い、サーバや仮想化プラットフォームに適用しているものと同じ基準でAWSを認証しました。これによりお客様はご自身のソリューションをSAP認証済みのAWS上に実装できます。本件は、2011年5月15日から18日まで、米国フロリダ州オーランドにて開催されたSAPPHIRE® NOWで発表されました。
アマゾン ウェブ サービスはこのたび、SAPの最も重要なイノベーションパートナーであるグローバルテクノロジーパートナーの認定を取得しました。AWSとSAPは今後、クラウド上でのSAPソリューション実装ならびにサポートにあたり、お客様に様々な選択肢や利便性を提供できるよう共同で取り組みます。SAP製品の現在のお客様、あるいは今後SAPを利用されるお客様は、AWSの従量課金モデルの利点を活用してインフラコストとTCO(総所有コスト)を削減できます。さらにお客様はコンピューティング要件の変化に応じてキャパシティの拡大または縮小を迅速に行い、利用した分だけ料金を払うことが可能になります。
SAPの実装について
AWS上へのSAPソリューション実装が、オンプレミスのSAPソリューションの要件に合致するよう、SAPとAWSは既に検証手順を完了しています。SAP実装ガイドラインを参照することで、顧客は求めるパフォーマンスに応じてSAPソリューションを適切に構成できるため、タイムリーなサポートが可能です。多くのサードパーティプロバイダやインテグレーターが、企画、実装、マイグレーション、その他の顧客サポートサービスなど、AWS上のSAPソリューションを支援する各種サービスを提供します。
各種SAP製品のサポートは本日より開始されます。第一弾となる対象ソリューションは、SAP BusinessObjects solutionおよびSAP Rapid Deployment solutionの全スイート(いずれもLinuxプラットフォーム対応)です。SAPとAWSは近日中に、新たなSAP製品の投入に向けてさらに協力を進めていきます。SAPやWindowsベースのインスタンスを含むERP全体のサポートも対象となる予定です。
SAP AGのグローバルソリューション担当プレジデントであるサンジェイ・プーネンは次のように述べています。「SAPとアマゾン ウェブ サービスは、両社ともイノベーションに価値を見出す企業の代表例です。本日の発表は、クラウドコンピューティングの革新に向けて当社がこれまで継続してきた取り組みをさらに強化するものです。これによってお客様が、弊社のビジネスアプリケーションやビジネス解析ソリューションの実装にあたって最善の選択ができるよう、柔軟で選択肢に富む『お客様志向の(choice-driven)』モデルを提供できるようになります。クラウドコンピューティングのパイオニアであるアマゾン ウェブ サービスは、堅牢性、信頼性、セキュリティと低価格とを組み合わせて提供できるモデルとして実績があります。このサービスが今回の認定により、弊社のお客様にご利用いただけるようになりました」
アマゾン ウェブ サービス担当上級副社長であるアンディ・ジャシーは次のように述べています。「AWSはSAPと協力して、世界で最も大きな、または洗練された企業を始めとする多くのSAPのお客様に向けて、AWSのメリットをご提供できることを嬉しく思います。AWSの導入によって、SAPのお客様は、AWSの迅速な実装、信頼できるカスタマーサポートモデル、柔軟かつ安価な価格体系を活用して、稼動に必要な技術インフラストラクチャではなく真にビジネスの差別化に繋がる要因へと注力できるようになります」