Amazon.com(NASDQ: AMZN)の関連会社であるAmazon Web Services, Inc.(アマゾン ウェブ サービス)は、本日、クラウド上で高性能のデータベースの運用を求めるお客様向けにAmazon Elastic Block Store(Amazon EBS) Provisioned IOPSを発表しました。Provisioned IOPS(リードライトの処理/秒)は、安定した高速なレスポンスタイムに依存したデータベースアプリケーションなどのI/O集中型ワークロード向けに予測可能かつ高機能を提供するよう設計された新しいEBSボリュームの種類です。Provisioned IOPSにより、お客様は柔軟にボリュームサイズおよびパフォーマンスを規定することができ、Amazon EBSはボリュームのライフタイムを通じて求められるパフォーマンスを継続的に提供します。Amazon EBSの詳細につきましては、http://aws.amazon.com/jp/ebs をご参照ください。
Provisioned IOPSボリュームは、お客様が製品アプリケーションの開発、テストおよびデプロイができ、求められるパフォーマンスを獲得できるように設計されています。AWS Management Console上での数回のクリックにより、お客様は必要なストレージやIOPSによって提供されるEBSボリュームを作成することができ、Amazon EC2インスタンスへ加えることができます。Amazon EBSは現在、各Provisioned IOPSボリュームにつき最大1,000のIOPSをサポートしており、さらに高い上限も近日中に提供予定です。お客様は、複数のAmazon EBSボリュームをストライピングすることで、数千IOPSの性能をアプリケーションへ提供します。
Amazon EC2インスタンスがEBSボリューム上で提供されるIOPSのフル活用を可能にするため、Amazon EC2は、EBS-Optimizedインスタンスを起動できるようになりました。EBS-Optimized インスタンスは、使用されているインスタンスの種類に応じて500Mbit/secから1,000Mbit/secの間で、Amazon EC2とAmazon EBSの間に専用スループットを提供します。EBS Provisioned IOPSとEBS-Optimizedインスタンスの組み合わせにより、お客様はAmazon EC2上で最もパフォーマンスに影響されるデータベースを運用することができ、予測可能なスケーリングおよび同様の使い勝手の良さ、耐久性および柔軟性といった、Amazon EC2およびAmazon EBSに期待されるプロビジョニングの利点を得ることができます。
「AWSは非常にスケーラブルなストレージサービスを提供するため2008年にAmazon EBSを市場に投入しました。4年たった本日、お客様は極めて大きなスケールでEBSボリュームをAmazon EC2上でアプリケーションを稼働しています。アプリケーションが一貫して高いパフォーマンスを発揮するパフォーマンスレイトを設定できる機能がお客様から求められています。EBS Provisioned IOPSボリューム、EBS-Optimized インスタンスおよび最近リリースしたハイI/O SSDベースのEC2インスタンスで、予測可能な方法でパフォーマンスのピークに達する一方で、もっとも要求の厳しいアプリケーションおよびデータベースをAWS上で動作できるお客様の選択肢が広がります」とAmazon EC2のバイスプレジデントであるPeter De Santisは述べています。
NASAのジェット推進研究所(JPL)では、Amazon EBSは様々な任務や調査プログラムをサポートしています。I/Oの安定したパフォーマンスは、科学計算から大規模スケールのオラクルデプロイメントまでNASAが手掛ける様々な業務で非常に求められてきました。JPLは現在、クラウドコンピュータの容量を柔軟な方法で定期的にプロビジョニングしています。この課題にあうよう、JPLの派遣団ならびにCIOオフィスは柔軟にコンピュータ容量をプロビジョンし、データベースのレイテンシ制約を克服できる、新しいEBS Provisioned IOPS機能のプロトタイプを製造しました。その結果、高い成功をおさめ、EBS Provisioned IOPSのリリースは、Amazon EC2ハイI/O SSDベースのインスタンスと組み合わせて、レーダーデータ処理からまでブラックホールの追求までJPLにとって、まったく新しい領域のI/O集中型科学アプリケーションを導入します。
Strataluxは、あらゆる規模のお客様に適合するクラウドソリューションの構築および管理におけるリーダーです。StrataluxのCEOのJeremy Przygode氏は次のように述べています。「大規模および小規模両方のお客様から共通して、高性能データベースアプリケーションへのサポートの必要性の要望を受けています。スループットの一貫性はこれらのワークロードに重要です。初期テストのポジティブな結果に基づき、Provisioned IOPSとEBS-Optimizedインスタンスの組み合わせによりお客様は、何千ものIOPSにまでデータベースアプリケーションの一貫したスケールが可能となり、StrataluxもI/O集中型ワークロードの数を増加させることができるようになります」
Amazon EBS Provisioned IOPSボリュームは現在、米国東海岸(北バージニア)、米国西海岸(北カリフォルニア)、米国西海岸(オレゴン)、西ヨーロッパ(アイルランド)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(東京)のリージョンで利用可能です。対応リージョンは今後、追加されていきます。